【人間は歳をとったら何故時が経つのが早く感じるのか?】

2021.06.21掲載
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仲のいい友達と遊んだり、大好きなゲームをしたり、おもしろいマンガを読んでいると、時間ってあっという間に過ぎちゃいますよね。

その一方、病院で痛い治療とかされたりすると、時間が止まったように感じたりしませんか?
同じ30分としても、両者で時間の感じ方は大きく異なります。

なんで、そんな現象が起きてしまうんでしょう?
今回は「時間の感じ方」についてお話しさせていただきたいと思います。

「光陰矢の如し」という言葉がありますが、一度しかない人生、そんな矢のように過ぎゆく人生にしたくないですよね。

たとえば、こんな経験ありませんか?

仕事のない休日をダラダラ過ごしていたら、いつの間にか夕方になっていて、あっという間に月曜日になっていた・・・。
逆に、初めての職場で、右も左もわからずにいろいろな仕事を学んでいるときって、一日が長く感じませんか?
両者とも同じだけの時間を過ごしているはずなんです。
…にもかかわらず、時間の長さはあまりにも違って感じられます。不思議に感じませんか?

その感覚が生まれる理由は、「物理的時間」と「心的時間」の差にあるとのこと。
「物理的時間」とは「5分」や「10分」といった数値化された時間のことで、時計などに表示されている時間のことです。
一方、「心的時間」とは、自分達の心が感じている精神的な時間のことで、例えば、タクシー待ちをしているときなど、ものすごく急いでいるときほど「タクシーがなかなか来ない!」と焦るとおもいますが、それと同じ感覚なんです。

時間ってものは、単なる数字だけで把握できるものではなく、自分たちの心(精神)が独自に時間の長さを決めています。

時間を長く感じる要因として、以下のようなことが挙げられています。

時間を長く感じる要因

1.身体の代謝が高い(例:風邪をひいたりなどして発熱しているときに時間の進み方が遅く感じる理由は、身体的代謝が非常に高い状態にあるから。同じく、子供のころは時間が経つのが遅かったのは子供のころの方が体の代謝が活発だったから。逆に、代謝量が落ちる年長者ほど、時間が短く感じられる。)

2.興奮状態にある(例:クモが嫌いな人にクモと一緒に時間を過ごしてもらうと、恐怖による興奮から時間が長く感じられる)

3.時間を常に気にしている(例:退屈な会議に出席していて、「早く会議が終わらないかな」と時間を気にしているときほど、時間が長く感じられる)

4.広い空間で仕事をしている(例:田舎などに行き、広大な大自然を前にすると、時間がゆっくり流れるように感じられる)

5.短い時間にまとまりのない多様な刺激を得ている(例:ストーリー性のある映像を見せられるより、脈絡のない映像を長々と見せられるほうが時間を長く感じる)

同じ時間であっても、その時間を長くも短くも感じることができますね!

たとえば、これまでお伝えした内容を参考にして、以下のような生活を送ると、時間を長く感じながら日々を過ごせるかも知れません。

時間を長く感じながら日々を過ごす極意

1.身体の代謝を高めるべく、日々の生活に適度な運動を取り入れる!
2.日々、適度な緊張感やワクワク感を大切にする!
3.時間に気を配った生活をおこなう!(たとえば、30分、1時間ごとに時計を見たり、仕事の時間をしっかり区切るなど)
4.広い空間で仕事をする!
似たような仕事を直列でおこなうのではなく、少しテイストの違う仕事を並列でおこなう!

 

以上の事を意識していれば、同じ時間でも長く感じられていつまでも若々しく過ごせれるかも(?)しれませんね!

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