【今、絵本が売れている?】

2021.05.10掲載
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今、絵本が売れているって知っていますか?
コロナ禍で増えたおうち時間に、親や祖父母らが子どもに読み聞かせているそうです。
スマホとにらめっこしている時間から少し離れて、絵本の世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。

新型コロナウイルス禍の中、多くの家庭で子供たちが家に居る時間が増え、ネットの動画やテレビばかりを見ていることに不安を覚える親たちも少なくないようですね。

2019年の絵本市場は5年前に比べると7.5%増え、出版不況、少子化といわれるなか健闘しています。
コロナ禍が深刻化した2020年、春には書店が一時休業するなど逆風はあったが、5月以降に盛り返したうえ、通販販売が大きく寄与して2019年より増えました。

特徴的なのがロングセラーの伸びです。
こどもの外出が減ったことで、大人がかつて読んだことがあったり、有名で安心できたりする絵本を選んでいるからです。
ロングセラーとなっている絵本は自分が読んでもらっただけでなく、子供や孫に読んであげ4世代にわたり読み継がれている家庭もあります。
自分が読んだ絵本を孫と一緒に読んで、思いと時間を共有したいという気持ちからの様です。

絵本は子どもだけが楽しむものと決めつけるのは今やむかし、大人がいま読み返すと、子どものときを思い出したり、当時とは違った感想をもったりすることが多いのだそう。

そもそも絵本は、生と死、愛、友情などがテーマで普遍的で奥深いものが多く、
コロナ禍のみならず、毎年のように災害が起き、不安を抱えたり、人生をみつめ直したりする機会が増えている、そんな大人にやさしい言葉を絵で語ってくれる絵本が手助けとなっているようです。

また、子どもたちに絵本を読み聞かせることは知的発達にどういう影響があるのか、親は知りたいことでしょうね。
物語の内容や他者のこころを理解することを助ける効果は期待できるそうようです。
あたまを良くしようとか、ことばを覚えさせようと考えるのではなく、本を楽しんで好きになってもらう事が大切なのですね。



世代を超えて共感を得る絵本。この機会に是非、絵本のよさを感じてみてください。

参考資料/日本経済新聞

 

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