【コロナ禍での大学受験そしてお金のお話し】

2021.01.25掲載
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2021年1月16日から初の共通テストがスタートとなりましたね。

新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言が11都府県に出されるなか、約53万5千人が厳しい感染防止策が取られた会場で試験に臨みました!

受験生の皆さんはコロナで不安のなか本当に大変だったと思います。皆さんの努力がどうか良い春へと繋がります様に。

そしてここからは、
子どもが試験に向けて勉強する間に、親はお金の準備を、、、というお話しです。

大学に進学すると100万円単位のお金がかかります。
日本学生支援機構(JASSO)の18年度の調査によると、大学生の生活費と学費を合わせた年間の費用は自宅通学なら約171万円、自宅以外なら同222万円。
文部科学省の調査では授業料だけでも国立なら年約50万円、私立理系なら平均で年約110万円。

特に家計が厳しくなりやすいのが入試から入学直後。
受験料に交通費、遠方を受験する場合は宿泊費用がかかります。
関西から東京の大学を複数受験するなど、何度も行く場合はさらに費用がかさみます。
合格すれば「滑り止め」の納付金、入学金や初年度の前期の授業料などもあります。
入学が決まってからも大学近くで下宿先を探すための費用や引越し代が必要になるでしょう。

また、その前に模擬試験や塾、予備校の費用も膨らみがちな点にも注意が必要です。

子どもの大学進学による家計の負担は大きいです。受験期に入る前に十分な備えを持つのが理想的ですが、お金に余裕がなくなる事態にも対応できるように次善策も考えておきたいです。
2020年4月から返済の必要のない給付型の奨学金、国による修学支援制度が始まりました。
それ以外にも民間企業が母体となったものや、大学、地方自治体などでも用意しています。

昨年は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、大学が奨学金を拡充したり、学生に現金を給付したりする動きも相次ぎました。
入学前はもちろん、入学後もしっかり情報収集し、少しでも有利な制度を活用するようにしたいものですね。

 

                            参考資料/日本経済新聞





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