2021.01.18掲載
新型コロナの感染拡大で高齢者の外出の機会が減り、心身機能の低下が懸念されています。
「お茶でむせる」「口が乾く」などの症状が続く口の虚弱状態が、全身に影響し要介護状態に繋がる可能性があります。
そのため、食事をしっかりかんでおいしく食べるために、唾液腺マッサージや、かむ力を鍛えるトレーニングなど自宅で出来る口のケアを紹介します。
食事の前に始める4つの体操
1.唾液腺マッサージ
①人差し指から小指までの4本の指を頬にあて、上の奥歯あたりを背後から前へ向かって回す(10回)
②親指を顎の骨の内側の柔らかい部分にあて、耳の下から顎の下まで5か所くらいを順番に押す。(各5回ずつ)
③両手の親指をそろえ、顎の真下から(各5回ずつ)手を突き上げるようにグーっと押す(10回)
2.バタカラ体操
はっきり大きな声で「バ」「タ」「カ」「ラ」を10回繰り返す
3.舌のトレーニング
①口を開けて舌を出来るだけ出す
②上唇を下で触れるように上に持ち上げる
③左右の口の端を舌先で触るように動かす
4.開口訓練
口を痛みのない程度に大きく開けて10秒間保持し、その後しっかり口を閉じて10秒間保持します。これを10回程度繰り返す。
口が弱くなると体に必要な栄養が取れなくなり体の機能が衰えやすくなります。
しっかり噛んで、美味しく食べられるように口の健康維持に努めましょう!
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