【マインドフルネス】

2021.01.11掲載
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マインドフルネスと呼ばれる宗教色のない瞑想(めいそう)を始める人が増えているそうです。

 

私たちは、今この瞬間を生きているようでいて、実は過去や未来のことを考えて、「心ここにあらず」の状態が多くの時間を占めています。

特に、過去の失敗や未来の不安といったネガティブなことほど、考えを占める時間が長くなりがちです。つまり、自分で不安やストレスを増幅させてしまっているのです。
こうした心ここにあらずの状態から抜け出し、今、この瞬間に向かって意識を集中している状態を「マインドフルネス」と言います。

仏教の座禅などとルーツは同じですが、自分の脳をリフレッシュするためにするもので宗教行為とは関係ないことが特徴です。

一般に脳は何かに集中しているときよりも、していない時の方がエネルギーを費やすとされます。
ぼーっとしているとかえって疲れが残る事があるのは脳の休息になっていないからです。
瞑想を通じて「意識を集中する方法」を身につけることで、脳を活性化させ、ストレスもたまりにくくなり、仕事のパフォーマンスを上げる効果、感情が安定する効果も見込めるそうです。

グーグルや米インテル、米ナイキなどが社員研修で取り入れるなどまず米国で人気を集め、国内でもヤフーが16年に導入、日本でも専用サロンが相次ぎ開業するなど関心が高まりつつあります。
また、瞑想への関心は企業だけにとどまらず、自治体が市民の健康の為に活用したり、国連では在宅勤務の職員に実践を推奨しているそうです。




未だ新型コロナの収束は見通せず、働き方や生活環境も大きく変わってストレスを抱えがちな今、自分に向き合うことで気分をリフレッシュさせる方法を取り入れてみるのもいいかもしれませんね。

参考資料/日本経済新聞・NHK健康チャンネル




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