【読書習慣】

2020.11.09掲載
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今、若者の本離れが深刻です。
ある調査では「1ヶ月に1冊も本を読んでいない」中学生は14.9%、高校生は38.9%に上るという結果がでています。
その理由で最も多いのが(複数回答)「普段から本を読まないから」で中高生ともに40%以上にもなり、若者の本離れの原因は、子供のうちに読書習慣が身についていないことにあるようです。

同じ調査で、就学前から中学生までに絵本を読んだり絵本の読み聞かせをしてもらったりという読書活動が多かった生徒ほど、1ヶ月の読書冊数や1日の読書時間数が多いこともわかっています。
子供のころの読み聞かせ体験とその後の読書行動は密接な関係にあることがわかりますね。

しかも、読書量が多い人ほど論理的思考が高く、コミュニケーションの能力を身に付け、自己肯定感が高いそうです。
未来志向で社会性に富む子供を育てるためには、読書活動を早い段階から充実させ、本好きを増やすことが肝要です。

 では、大人になってから読書をしても手遅れなのか。。。

決して遅いわけではありません。大人になったからこそ本を読んでおくといいかと思います。

今の自分にない考え、知識に触れれますし、その新しい知識や考えに触れたら自分の視野も広がります。読書により前頭葉が活性化することでコミュニケーション能力の向上が期待できます。
コミュニケーション能力が高まると、相手の思いを感じ取ったり、自分の考えを的確に伝えたりできるようになる為、良好な人間関係を保つことが出来ます。

 日本財団(東京)が全国の17~19歳の男女計千人に実施した調査(2020年10月)で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛などで、24.9%が読書量が増えたと答えたことが分かりました。

調査結果によると、読書が「好き」と答えたのは59.7%で「嫌い」は12.8%でした。好きと答えた人ほど、コロナの影響で読書量が増えたと回答していました。「減った」は6.0%で「変わらない」は69.1%でした。

自宅で過ごすことが多くなった今、この機会に皆さまも読書に親しんでみてはいかがでしょうか。            参考資料/日本経済新聞






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