ここ数年、世の中はお笑いブームです。
テレビでは次々と新しいお笑い芸人が登場して人気者となっています。
しかし、笑いが注目を集めるのは、芸の世界だけではありません。
実は最近、医学の分野でも笑いの効果に着目した研究が進み、さまざまな病気の予防や改善に役立つことが科学的にも証明されてきています。
血行促進や記憶力アップ… “笑い”のプラス効果はいろいろ笑うと免疫力が高まるだけでなく、ほかにも体にさまざまな良い効果をもたらすことがわかっています。
(1)脳の働きが活性化脳の海馬というところは、新しいことを学習するときに働く器官です。笑うと活性化されて、記憶力がアップします。
また、”笑い”によって脳波のなかでもアルファ波が増えて脳がリラックスするほか、意志や理性をつかさどる大脳新皮質に流れる血液量が増加するため、脳の働きが活発になります。
(2)血行促進思いきり笑ったときの呼吸は、深呼吸や腹式呼吸と同じような状態。体内に酸素がたくさん取り込まれるため、血のめぐりがよくなって新陳代謝も活発になります。
(3)自律神経のバランスが整う自律神経には、体を緊張モードにする交感神経とリラックスモードにする副交感神経があり、両者のバランスが崩れると体調不良の原因となります。
通常起きている間は交感神経が優位になっていますが、笑うと交感神経が促進し、その後急激に低下することにより、リラックス効果をもたらすので、交感神経とのスイッチが頻繁に切り替わることになり、自律神経のバランスが整います。
日常生活で”笑い”のもとを 探しながら、プラス志向に
いくら体に良いからといっても、意識して笑うのはなかなか難しいものです。
テレビのお笑い番組やコメディ映画を観るのも、限りがあります。
“笑える毎日”のコツは、日ごろから自分でおもしろい話を考えて周囲の人に話し、一緒に楽しむことを考えましょう。
そのためには常に”笑い”のネタ探しが必要なので、胸の内の不安や心配ごとより外の世界へと注意が向いていきます。
前向きな気持ち、喜びがさらに健康にプラス効果をもたらすでしょう。
中でも自分や身内の失敗談、短所などは笑い話になりやすく、なにか失敗したりや嫌なことがあっても、「これは使える」と思えばいつまでも暗く考えなくなります。
意識して周りの出来事を観察すれば、日常生活や仕事の中にも意外なほどネタはたくさん見つかります。
日常生活をしていると色々なストレスが発生しますが、毎日“笑い”を心掛ける事で、免疫力が高まり病気の予防や改善に役立ちますので、実践していきましょう!
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