【入浴介護の意味】

2020.09.07掲載
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 人は皮膚や粘膜、髪の毛を清潔に保つことによって、健康に毎日の生活を気持ちよく過ごしています。
身体を清潔を保つことにより、それぞれの生理作用が円滑に行われるという意義があります。
また、爽快感を味わい満足感を得るという精神面への効果や、人と気持ちよく出会うことができたり、外出を積極的に行うなど社会生活面への効果もあります。

 ですが、寝たきりの状態などで長期間にわたって入浴や洗髪をしていなかったりすると、かゆみや引っかき傷、悪臭、不快感が生じ苦痛を伴うようになります。
また長年続けてきた体を清潔にする生活習慣も次第に失われ、生活は単調で消極的なものになりがちです。

 以上の事から、人間は健康であれば身体を清潔に保ちたいと基本的欲求により、毎日の生活のなかで入浴のほか洗髪、洗面、歯磨きなどを行っています。

 介護する人はその方が障がいにより身体の清潔を保つことが出来なくなった場合には、今まで培ってきた清潔の生活習慣を、今後も継続していけるように支援することが求められます。
 また、入浴介護は利用者の体力の消耗、水分の消失、血圧の変動させたりするので、入浴時の事故防止に充分に注意し、安全で快適な介護に努めることが必要です。
 医師や看護師など医療食との連携が求められます。




入浴は身体を清潔にする方法として一番効果があります。
日本人は入浴好きという特徴があり温泉旅行を楽しんだり、入浴によって自身の健康感を確認したりしています。
その方の希望を引き出しながら可能な限り入浴できるようにしましょう。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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