【介護施設でのレクリエーションって何のため?】

2020.04.20掲載
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介護施設でレクレーションを取り入れている理由、目的と効果をご紹介いたします♪

☆身体機能の維持・向上や脳機能の活性化☆
いくら身体機能が衰えているとはいえ、全く体を動かさなければ筋力は衰える一方。筋力を高めると、改善が見込めないとされていた老化現象の進行を改善できることがわかってきました。適度な運動を取り入れるという意味で、レクリエーションには大きな効果があります。

☆コミュニケーションの促進☆
認知症の原因の一つとして、他社とのコミュニケーションの減少も挙げられています。他の人とのコミュニケーションを生み、促進するのがレクリエーションです。たくさんの人が集まると活気がでて、いつもと違う雰囲気を分かち合う事が出来、そして新しい出会いやつながりが生まれます。コミュニケーションの量が多くなることで、脳の活性化も期待できます。

☆レクリエーションの種類☆
<体操・運動・身体を動かすレクリエーション>
風船を落とさないようにする「風船バレー」、段ボール箱の中に並べた紙コップにチームごとに色分けしたボール等を投げ入れ、入った数を競う「紙コップボールシュート」、「ラジオ体操」「フルーツバスケット」「園芸・家庭菜園」等々、それぞれの身体機能に合わせたやり方で適度な運動を行うことで、老化現象の進行の改善、寝たきり防止などの効果が期待できます。

<頭を使うレクリエーション>
オセロや将棋などのボードゲーム、上下左右をさかさまにしたひらがなで書かれたカードを見て、書かれた単語を当てる「逆文字ゲーム」、「頭文字さがし」「クロスワードパズル」など、認知症予防や認知症の進行を遅らせる効果が期待できます。

<指先を使いレクリエーション>
折り紙や塗り絵など高齢者の方が小さいころに慣れ親しんだ遊びや、手芸やお菓子作りなど、手先の運動のほか「つくる喜び」「できる喜び」といった達成感にも繋がります。

<異世代交流、音楽や歌など>
幼稚園の園児などとの交流で子供たちに懐かしい遊びを教えてあげて、お互い楽しい時間を過ごしたり、童謡の合唱やリズムに合わせて歌ったり、簡単な打楽器を演奏することは脳機能・身体機能の活性化にも非常に有効です。

脳機能や身体機能が活性化し、他者とのコミュニケーションも増えていくと、毎日の生活の質も向上していきます。
ご高齢者のレクリエーションは様々な効果が期待できるのですね♪


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