【介護支援専門員(ケアマネージャー)とは?】

2019.12.05掲載
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介護サービス提供の計画書を作り、関係者の連携を図り、円滑にサービスを実現するケアマネージャー。
まさに介護保険サービスの要です。
今回は、ケアマネージャーに必要な資格・やりがい・給料・労働時間などをご紹介します。

<ケアマネージャーのお仕事>
ケアマネージャーの介護保険制度上の正式名称は「介護支援専門員」。
日常的には「ケアマネ」、「ケアマネジャー」などと呼ばれることも多いです。
ケアマネージャーは、「要介護者や要支援者の人の相談や心身の状況に応じ、介護サービスを受けられるように介護サービス等の提供についての計画(ケアプラン)の作成や、市町村・サービス事業・施設、家族などとの連絡調整を行う者」とされています。
はじめて関わる利用者にはケアプランを作り、介護関係者、医療関係者、当事者、当事者の家族などが一同に会するサービス担当者会議を開きます。
面談によってケアプランの変更の必要があるとわかったとき、要介護認定に変化があったときなどはプランを変更。またサービス担当者会議を開きます。
最初にケアプランを作るだけでなく、きちんと実施されているかどうか、プランを作ったあともチェックしていきます。
なおケアマネージャーの業務は、利用者さんと面談をしたり、デスクに座って連絡調整や計算をしたりという業務が多めです。
勤務時間も基本的に日中勤務です。
利用者さんとのアポイントも自分の都合で決めやすく、勤務時間の自由度は高めだと思っていいでしょう。

<ケアマネージャーの仕事をするにあたって必要な資格>
介護保険サービスにおいて、とても重要な存在であるケアマネージャー。
そのケアマネージャーになるには、介護支援専門員の資格を取得している必要があります。
介護支援専門員は国家資格ではありませんが、簡単にはとれない難関資格。
しかし、取得する価値のある資格です。
「介護支援専門員」のさらに上には、「主任介護支援専門員」という資格もあります。

介護保険制度を利用して、ケアプランを作り、介護サービスを取り入れることで、利用者や家族の生活によりよい変化が見えるとき、大きなやりがいを感じることができるでしょう。
ケアプランどおりに生活することで、要介護度が低くなり、元気になることも多いからです。
また、居宅介護支援事業所のケアマネージャーは、利用者宅を訪問することで家族と接します。
家族から頼りにされ、直接感謝されることも多い仕事です。

またケアマネージャーは、介護業界の中でも比較的、自分でコントロールしやすく働きやすい仕事といえます。
業務のベースにあるのは計画づくり・連絡調整・計算などの事務仕事。
勤務時間も日中の時間帯が中心となります。
現場の仕事とは違い、自分なりにスケジュールが組みやすいことも魅力のひとつでしょう。
日勤で事務仕事が中心であるということは、長く働き続けやすいともいえます。
体力仕事が少ないため、腰痛や体力の衰えなどが出ても、働きやすい環境。
実際、ケアマネージャーの平均年齢は介護職より高めです。
身体や家族の状況、考え方や価値観も異なるさまざまな利用者に、それぞれ最適なプランを考えていくには、ケアマネージャー自身の人間力も重要になります。介護サービスの知識や経験はもちろんのこと、ケアマネジャー自身の人生経験や視野の広さなども活かせるため、年齢がプラスに働きやすい仕事といえるかもしれません。
なお、地域包括支援センターの主任ケアマネージャーは、困難なケースを担当することも多く、気苦労も多いですが、その分、解決に結び付いたときの喜びは格別。地域に貢献しているという自負も持てます。


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