【介護系訪問サービスの多様化 ③夜間対応型訪問介護】

2020.11.30掲載
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「介護系訪問サービスの多様化」について、以前、訪問リハビリテーションについてと訪問入浴について書かせていただきましたが、最後は「夜間対応型訪問介護」について書かせていただきます!


「夜間対応型訪問介護」とは、その名の通り、夜間の時間帯に提供される訪問介護サービスです。

「夜間対応型訪問介護」の種類としては、介護スタッフが夜間時間帯も含めて定期的に訪問する「定期巡回訪問サービス」と、利用者から通報を受けて都度訪問する「随時対応サービス」の2種類があります。

一人暮らし高齢者の夜間の介護の為利用するご家族の方が多く、就寝準備、夜間のトイレ介助またはおむつ交換、寝返り介助、室温の調整、バイタルチェック、起床準備、安否確認などの日常的な介護と、夜間に何かあったときの対応、例えば、転倒や体調の変化など夜間に何かあったときの連絡、救急車の手配等を担ってくれます。


また、普段や夜間の介護は家族で協力して行っている世帯も、家族が出張や残業をしたときの対応、介護する側の体調不良や、老老介護世帯の夜間の介護負担軽減等でも利用される方も増えているようです。

夜間対応型訪問介護は地域密着型サービスのため、原則としてその市区町村に住んでいる要介護の認定を受けた人が利用できます。

夜間対応型訪問介護は、夜間介護の強い味方です!

一人ぐらいの要介護者の方の利用はもちろん、介護する側のご家族が無理なく介護を続けるためにも、知っておくと便利なサービスと言えます。

お仕事をご紹介する弊社の立場からお伝えすると、今まで書かせていただいた、3つの訪問介護サービスの中で「夜間対応訪問介護」の求人はあまり多くは見かけません。

それだけまだやっている事業所の数が少ないのだと感じます。

しかしながら、今回この内容を書いていて、これからのさらに加速する高齢化社会の中で、とてもニーズが高まるサービスではないかと実感しました。



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