【介護系訪問サービスの多様化 ②訪問入浴】

2020.11.23掲載
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「介護系訪問サービスの多様化」について、前回、訪問リハビリテーションについて書かせていただきましたが、今回は「訪問入浴」について書かせていただきます!

訪問入浴介護とは、寝たきりや自宅のお風呂が狭いなどの事情で、入浴が困難な方のための介護保険サービスです。

入浴することで利用者の身体を清潔に保つだけではなく、心身機能や生活機能の維持や回復を目指すことも目的としてます。

要介護1~5の方の自宅に、専用の簡易浴槽を持ち込み、2人の介護職員と1人の看護職員(計3人)が入浴の介護を行います。

要支援1、2の方でも、特定の事情のある人は介護予防訪問入浴介護の利用が可能です。

要支援の方の場合は同じく専用の簡易浴槽を自宅に持ち込み、1人の介護職員と1人の看護職員(計2人)で入浴の介護を行います。

訪問入浴介護には、ご自宅におよそ畳2枚分のスペースが必要です。

入浴には以下のようなメリットがあります!

・皮膚が清潔になり、細菌感染が予防できる

・血液やリンパの循環が促進される

・新陳代謝が促進し、体内の老廃物が排泄されやすくなる

・心臓や胃腸、腎臓などの臓器の機能が高まる

・浮力で身体の重さが軽減される

・ゆったりとリラックスできる

 
訪問入浴は、準備から片付けまでにかかる時間は、45分から50分程度です。
そのうち、浴槽につかっている時間は10分程度となります。

自宅のお風呂での入浴が難しい方や感染症のある方でも利用できる訪問入浴介護は、利用者の清潔さを保ち、心身機能や生活の質の維持・向上を目指す介護サービスです。

上記にもあげたように入浴には多くのメリットがあります。
自宅での介護の中で、場所や転倒リスク等で入浴が難しい場合は、とても有効なサービスですね!



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