介護ロボットと聞くと、介護作業もこなせる人型ロボットというイメージを持つ方もいるかもしれませんね。
実際のところは、どういったものが介護ロボットとみなされているのでしょうか。介護ロボットの定義や注目されている背景、現状についてみていきましょう。
介護ロボットとは
1.ロボットの定義とは、情報を感知し(センサー系)、判断し(知能・制御系)、動作する(駆動系)という3つの要素技術を要する、知能化した機械システムのことです。
2.ロボット技術が応用され利用者の自立支援や介護者の負担緒軽減に役立つ介護機器を介護ロボットと呼んでいます。
介護ロボットの例
移乗支援 ― 装着型パワーアシスト
移動支援 ― 歩行アシストカート
排泄支援 ― 自動排せつ処理装置
認知症の方の見守り ― 見守りセンサー
介護ロボットの目的は、利用者の自立をサポートすることと、介護者の負担を軽減することです。現在、さまざまな介護ロボットが開発されて、介護現場で使われ始めています。
近頃なぜ登場してきたのか
日本は既に人口減少の時期を迎え、少子化と高齢化がすすんでいます。
高齢化が進むと介護施設や在宅介護のための家族の力がますます必要になり、高齢者を支える世代が減ることで今後も長く人手不足が続いていきます。
そこで介護する人の仕事を支援して、良いサービスを提供する介護ロボットが登場し始めているのです。
今後10年後20年後には、もっと便利なロボットが登場しているかもしれませんね。
参考文献/厚生労働省ホームページ
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