【介護スタッフの「冬の苦労」】

2020.01.16掲載
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年末年始は、多くの人が長期の休みを確保できる数少ない機会ですよね。
しかし仕事の性質上、全員が休暇を取り、仕事を休むことができないのが介護スタッフの宿命です。
とある訪問介護ステーションに勤務する男性介護スタッフさんに聞いてみるとこんなお話が聞けました。

「年末年始も普通仕事です。もちろん交代で休みは取れますがもう当たり前すぎて、特に何とも思いません。」

年末年始がお休みになるデイサービスのような施設だと全員がお休みを取れるケースもありますし
在宅介護の場合、仕事が休みになる家族が面倒を見るケースも多く、年末年始はスタッフも多少は手が休まりますが
施設に入居している人の中には、当然のことながら自宅には戻れない人も少なからず存在します。

そして、冬になると発生する問題・・・それは!!
 
冬になれば、大阪でも雪が降ることはありますよね。
例えば普段、利用者のお宅まで車で訪問している方も、雪が積もれば自転車で移動しなければいけなくなります。
当然時間に余裕を持って行動しなくてはいけませんし、慣れない自転車に大荷物を積み、道路は雪で滑りやすく、転倒のリスクもあり。
でも、利用者さんはもちろん介護スタッフの訪問を心待ちにしているわけで、『雪なので今日は行けません』とは言えないのです。

「もはや介護そのものよりも、移動が大変」という冬の介護の実情。
雪国のように、はなから雪が積もることが前提の地域にはあてはまらない話ですが、雪が降った事自体がニュースになるような大阪では、そのような“人知れぬ苦悩”が、いたるところで発生しているようです。


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